オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、新型3Dプリンター「S7シリーズ」をリリースした。5年ぶりの新型3Dプリンターのリリースは、ウルチメーカーがメーカーボット・インダストリーズと合併して初となる。
「S7シリーズ」はデュアルヘッドのFDM3Dプリンターで、造形サイズは最大330 x 240 x 300 mm。空気清浄システムの「エアマネージャー」が標準で装備されている。
ウルチメーカーのナダヴ・ゴシェンCEOは、「S7は、Sシリーズの最新のファンタスティックなバージョンです。セットアップが簡単で、デジタルファクトリーソフトウェアと連動してこれまでにない次元の3Dプリンティングを可能にします。ウルチメーカーアカデミーのEラーニング講座を受講したり、ウルチメーカーCURAマーケットプレースからパーツやプラグインをダウンロードすることも可能です」とコメントしている。
ウルチメーカーは、2022年8月にアメリカの大手3Dプリンターメーカー傘下のメーカーボット・インダストリーズと合併した。合併完了により、メーカーボット・インダストリーズの社名は消滅した。合併完了後も、ウルチメーカーはメーカーボット・インダストリーズの3Dプリンターを継続して販売している。