Ankerが3Dプリンター「Anker Make M5」のキックスターターキャンペーンを開始

スタートアップ系家電メーカーのAnkerが、3Dプリンター「Anker Make M5」のキックスターターキャンペーンを開始した。キャンペーン終了まで39日を残した現時点で、7713人のバッカーから488万ドル(約6億971万円)を集める人気プロジェクトとなっている。

「Anker Make M5」はFDM方式の3Dプリンターで、競合製品の最大5倍のスピードでの造形が可能。Ankerによると、造形時間を最大で70%程度削減できるとしている。また、ダブルクーリングシステムが搭載されており、溶融したフィラメントの糸引きを防ぎ、素早い冷却が可能としている。

キックスターターでの販売価格は629ドル(約7万6738円)で、150グラムのフィラメント、ツールボックス、スタートガイド、1年間の無料保証がついている。

Ankerは、これまでにワイヤレススピーカー、スマートオーディオ、モバイルバッテリー等のモバイルデバイスの周辺機器を多くリリースしていたが、3Dプリンターをリリースするのは今回が初となる。

Ankerは、Googleのエンジニア出身のスティーブン・ヤンが2011年に設立した家電メーカー。中国深セン市に拠点を置き、中国国内で製造している。