ExOneがエントリーレベルのバインダージェット3Dプリンターをリリース

ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで米ナスダック上場のExOneがエントリーレベルのバインダージェット3Dプリンターをリリースした。「イノベントプロ」と名付けられた3Dプリンターは、ExOneによるとエントリーレベルのバインダージェット3Dプリンターとしては最先端レベルで、教育機関や研究施設などを含む様々な産業セクターで利用できるとしている。

バインダージェット3Dプリンティングは、液体のバインダーを素材パウダーに噴射して硬化させて積層造形する造形技術。ExOneによると、同社のメタル・バインダージェット3Dプリンターは、20種類のメタル、セラミクス、各種の複合素材などが素材として利用できる。

ExOneのジョン・ハートナーCEOは、「我々のバインダージェット3Dプリンターは、すでに世界中の多くのお客様から高い評価をいただいています。そうしたお客様からたくさんのフィードバックをいただき、これまでになかったサイズ、スピード、性能を持ったエントリーレベルのバインダージェット3Dプリンターをリリースすることができました」とコメントしている。

なお、ExOneは米国東部標準時間の11月4日午前9時からバインダージェット3Dプリンティングに関するウェビナーを開催する。講師はバインダージェット3Dプリンティング技術の世界的な権威で、ExOneのCTOのリック・ルーカス氏が務める。ウェビナーの受講は無料だが、Zoomのアカウントの開設とZoomアプリのインストールが必要。