アメリカの大手サービスビューローのプロトラブズが、ドイツの3DプリンターメーカーでGE傘下のコンセプトレーザーのXライン2000R3Dプリンターを導入する。
Xライン2000R3Dプリンターは、造形サイズ800 X 400 X 500mmの大型パウダーベッド・メタル3Dプリンター。
パウダーベッド・メタル3Dプリンターとしては世界最大クラスで、航空宇宙業界のユーザーなどに提供される見込み。
プロトラブズの社長兼CEOのヴィッキ・ホルト氏は、「我が社の顧客から、特に航空宇宙業界の顧客から複雑な形状の大型のパーツを製造したいというご要望をいただいておりました。GEアディティブとの協働により、最新のアディティブ・マニュファクチャリング技術をもってそうした顧客のプロダクションニーズにお応えしてまいります」とコメントしている。
プロトラブズはXライン2000R3Dプリンターと共に、四台のコンセプトレーザーM23Dプリンターも導入する。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置くサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。ラピッドプロトタイピングなどと共に各種の3Dプリンティングサービスを提供している。