国内3Dプリンターメーカーのニンジャボットが、同社の小型3Dプリンター「コペン」「クッキー」の累計販売台数が400台を突破したと発表した。
同社は「コペン」の販売を2018年4月から、「クッキー」の販売を2018年10月から、それぞれ開始した。いずれも販売開始直後は市場での認知度が低く、販売が伸び悩んでいたが、Amazonなどでの口コミが広がるとともに販売台数が増え始め、今年11月までに累計販売台数が400台を突破した。
「クッキー」は、アイシングクッキーの型製造に特化した3Dプリンターで、アイシングクッキー愛好家を中心に利用が広がっている。「クッキー」の利用者の大半は若い女性で、それまで3Dプリンターを使ったことがない人がほとんどだという。
「コペン」「クッキー」の今後の展開について、ニンジャボット代表の佐藤俊也氏は、「両シリーズのユーザーは3Dプリンターの初心者が多く、導入や運用のサポートを必要とされるケースが多いです。現在は電話やメールによるサポートなどで対応していますが、今後は動画やテキストベースのFAQなどのライブラリを充実させ、ユーザーが自分でトラブルシューティングできる環境を整えてゆきたいと思います」とコメントしている。