https://www.lulzbot.com/store/printers/lulzbot-taz-workhorse
コロラド州に拠点を置くアメリカの3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクツが、新型3Dプリンター「LulzBot TAZ ワークフォース」をリリースした。前機種のLulzbot TAZ6 3Dプリンターに改良を加えたもので、より高精度の3Dプリンティングが可能になったとしている。
「LulzBot TAZ ワークフォース」のリリースについて、アレフ・オブジェクツのスティーブン・アバディCTOは、「我々のTAZ3Dプリンターのユーザーは、3Dプリンティングの現場でも最も要求基準が厳しい環境で3Dプリンターを使っておられます。このTAZワークフォースは、これまでにいただいた多くのフィードバックを反映し、フレームの強化、電気回路の改善などの改良を加え、より高い3Dプリント品質を確保しています」とコメントしている。
「LulzBot TAZ ワークフォース」はTAZ6 3Dプリンターより14%大きな造形サイズ(280 mm x 280 mm x 285 mm)を持ち、ヘッドの溶融温度が最大360℃で、エンジニアリングプラスチックなどの各種の素材に対応できる。なお、「LulzBot TAZ ワークフォース」の価格は2,950ドル(約324,500円)
アレフ・オブジェクトはコロラド州らブランドに拠点を置く2011年設立のスタートアップ企業。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、主に自動車、消費財メーカー、航空宇宙、防衛産業、医療、教育などのセクターを中心にユーザーを増やしている。