メーカーボットが新型3Dプリンター「メソッド3Dプリンター」をリリース https://3dprint.com/231611/makerbot-introduces-the-method-3d-printer/

メーカーボット・インダストリーズが、新型3Dプリンター「メソッド3Dプリンター」をリリースする。同社によると、「メソッド3Dプリンター」はデスクトップ3Dプリンターと工業用3Dプリンターのギャップを埋めるもので、「工業用3Dプリンターにしか搭載されていない機能がいくつか搭載されている」としている。

「メソッド3Dプリンター」はデュアルエクストルーダータイプの3Dプリンターで、水溶性PVAサポートフィラメントを利用できる。また、フィラメントはドライシールドベイに格納され、フィラメントによる水分の吸収を最小限にできるとしている。素材はメーカーボット純正の「メーカーボット・タフ」「メーカーボットPLA」「メーカーボットPVA」「PETG」が利用可能。なお、フィラメントは純正フィラメント以外は利用できない。

「メソッド3Dプリンター」の管理はメーカーボットが開発したクラウド・マネジメント・プラットフォームで行う。 クラウド・マネジメント・プラットフォームは25種類のCADソフトと連動している他、プリンターのリモートコントロールやプロジェクト共有機能も利用可能。

メーカーボット・インダストリーズでは現在、「メソッド3Dプリンター」のプレオーダーを受けて付けている。同社では「メソッド3Dプリンター」の出荷を2019年度第一四半期中に開始するとしている。現在のところ、「メソッド3Dプリンター」の価格は6,499ユーロ(約832,000円)程度になる模様。