http://www.parabolicarc.com/2017/04/21/space-selected-nasa-small-business-awards/
NASA傘下のベンチャー企業のメイド・イン・スペースが、NASAから次世代3Dプリンティングシステムを受注した。
ヴァルカン・ハイブリッド・マニュファクチャリング・システムと名付けられたシステムは、メタル、チタン、ステンレス、アルミニウムなどの30種類以上の素材をプリントする事が可能。現在国際宇宙ステーションISSで稼働中のメイド・イン・スペースの宇宙3Dプリンター「ゼロ・グラビティ」は、ポリマー系の素材しかプリント出来ない。
ヴァルカン・ハイブリッド・マニュファクチャリング・システムは3Dプリンターのみならず、CNCマシンなどのサブトラクティブ・マニュファクチャリング技術とのハイブリッド型システムになっているという。
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「ヴァルカン・ハイブリッド・マニュファクチャリング・システムは、特に長期の宇宙ミッションにおけるロジスティクス確保のための重要な手段になります。地球から遠く離まれたところでは、必要な物資をすぐに地球から取り寄せる事は出来ないからです」と、メイド・イン・スペースのチーフ・エンジニアリング・オフィサー兼プリンシパル・インベスターのマイク・スナイダー氏はコメントしている。
システムの受注金額などの詳細な情報は、今のところ明らかにされていない。