https://www.objective3d.com.au/desktop-metal-studio/
アメリカのメタル3Dプリンター製造ベンチャー企業のデスクトップメタルが、スタジオシステム・メタル3Dプリンターの出荷を開始した。同社のパイオニアカスタマー向けに出荷され、出荷先にはGoogle系列のGoogleアドバンスド・テクノロジー・アンド・プロダクツも含まれる。
スタジオシステム・メタル3Dプリンターは小型のデスクトップメタル3Dプリンターで、競合他社製品の10倍のスピードでハイクオリティな3Dプリンティングが可能としている。同社はまた、独自開発したシングル・パス・ジェッティング技術を使った「デスクトップメタル・プロダクションシステム」を開発している。「デスクトップメタル・プロダクションシステム」はレーザーベースのメタル3Dプリンターの100倍のスピードで3Dプリンティングが可能としている。
スタジオシステム・メタル3DプリンターのパイオニアカスタマーにはGoogleアドバンスド・テクノロジー・アンド・プロダクツの他、アメリカ海軍、ビルト・ライト・ツール&ダイ、テクノロジーハウスなどが含まれているという。
デスクトップメタルは、来年早々までに自社の販売パートナー向けに30台程度のスタジオシステム・メタル3Dプリンターを出荷するとしている。
デスクトップメタルは2015年にマサチューセッツ工科大学の関係者らが中心となって設立された。