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イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、ハイパフォーマンスポリマー3Dプリンター「ARGO500」をリリースする。今月14日から17日の日程でフランクフルトで開催されるフォームネクスト2017で公開される。
ARGO500は500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来るのが特徴。また、Robozeが独自に開発したカーボンPEEKも使用出来る。PEEKなどを素材にすることで、高い耐久性が求められるパーツの製造が可能になる。
Robozeのシモン・カシットCTOは、「RobozeのカーボンPEEKを使う事で安定した耐熱性と硬度を持った部品の製造が可能になります。また、カーボンファイバーを使う事で素材の安定性が向上し、PEEKと同等以上の耐熱性を得る事が可能になります」とコメントしている。
ARGO500の価格などの情報については、今のところ明らかにされていない。
Robozeは2013年設立の、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空中や自動車などの業界をターゲットに、Roboze Oneなどの工業用3Dプリンターの製造を行っている。