オランダのベンチャー企業の3DハブズのネットワークにHPが開発したマルチジェット・フュージョン3Dプリンター複数台が参加していることがわかり、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。
接続が確認されたのはドイツ、フランス、ベルギー、アメリカの四カ国。それぞれのサービスビューローに設置されたマルチジェット・フュージョン3Dプリンターが利用可能。
3Dハブズは7月6日までマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの利用手数料を10%割り引くキャンペーンを実施している。割引には利用時にディスカウントコードの入力が必要。
マルチジェット・フュージョン3DプリンターはHPが開発したインクジェットベースの3Dプリンターで、競合製品よりも精密な造形が高速に出来るとしている。サービスビューローではこれまでにシェイプウェイズ、スカルプティオ、マテリアライズが導入している。
3Dハブズはオランダの起業家ブラム・デ・ツウォート、ブライアン・ギャレットの二人が2013年4月に設立した。同社が接続している3Dプリンターをインターネット経由でユーザーが利用した場合、一定の手数料を受け取る仕組み。同社は2014年9月に450万ドル(約4億9,500万円)の資金も調達している。