Alquist 3Dが複数のウォルマート店舗を建設3Dプリンターで建設

アメリカの建設3Dプリンティング企業のAlquist 3Dが、複数のウォルマート店舗を建設3Dプリンターで建設するとして話題になっている。アメリカ現地メディアの報道によると、Alquist 3Dは建設企業ハグ・アンド・ホール社と共同で、最低12軒のウォルマート店舗を建設するとしている。なお、建設にはAlquist 3Dの建設3Dプリンター「Alquist A1Xプリンター」が使われる。

Alquist 3Dのパトリック・キャラハンCEOは、「建設業界で初めて、マスレベルの建設3Dプリンティングプロジェクトを展開できるパートナーとの提携に成功しました。これまでは建設3Dプリンティングは単なるアイデアの産物でした。しかし、業界のリーディングカンパニーと組むことで、本格的な建設3Dプリンティングの時代を迎えることが可能になります」とコメントしている。

現地メディアは、Alquist 3Dは今年2025年12月中にミズーリ州ラマールでプロジェクトのパイロットプログラムを開始するとしている。

Alquist 3Dは2018年設立の、コロラド州グリーリーに拠点を置く建設3Dプリンティング企業。主にオフィスビルや店舗などの商用施設を建設3Dプリンターで建設している。