関西を基盤とする不動産ディベロッパーのヤマイチ・ユニハイムエステートと、日本発の3Dプリント住宅メーカーのセレンディクスが、現在大阪で開催されている大阪万博の事務所施設を3Dプリンターで建設したとして話題になっている。
ヤマイチ・ユニハイムエステートの発表によると、ヤマイチ・ユニハイムエステートとセレンディクスは、大阪万博パビリオン東エントランス北側にある障がい者用駐車場・バスターミナルエリアで勤務するスタッフ用管理運営施設を建設3Dプリンターで建設した。
ヤマイチ・ユニハイムエステートは、セレンディクスとともに3Dプリント建設技術と従来工法を組み合わせた新たな建築商品の開発を進めており、その具体的な先行事例であるとしている。
大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもとで、「-People’s Living Lab-未来社会の実験場」というコンセプトで運営されており、ヤマイチ・ユニハイムエステートはそのコンセプト・主旨に賛同し、サステナブルな未来の住環境の発展に貢献するため、運営参加にサプライヤーとして協賛することを決定していた。
大阪万博は大阪・夢洲の会場で、2025年4月13日から10月13日までの半年間開催される。