ICONがキャンプグラウンドホテルを建設へ

米テキサス州オースティンに拠点を置く建設3DプリンターメーカーのICONが、ホテル経営者のリズ・ランバートと共同でキャンプグラウンドホテルを建設する。発表によると、両社はテキサス州マーファにある既存のキャンプグラウンドホテルを21エーカー(約84,984平方メートル)から65エーカー(約263,046平方メートル)の広さに拡張し、1200平方フィート(約111.5平方メートル)から2200平方フィート(約204.4平方メートル)のサイズのキャンプグラウンドホテルを建設するとしている。設計はBjarke Ingels Group(BIG)で、 2024年の開業を予定している。

ICONの共同創業者でCEOのジェイソン・バラード氏は、「ICONで仕事をすることの最大の喜びは、我々のテクノロジーを才能あふれる人たちの手に渡し、新たな可能性が生まれてくることを目撃できることです。リズ・ランバートとBIGとのコラボレーションは夢であり、建設デザインとアーキテクチャーの世界の最前線に立てることは大きな誇りです。リズ・ランバートは真にクールな女王であり、テキサスが誇る国家級の誇りです。彼女の宇宙のようなイマジネーションを現実のものにできることは驚くべきことです」とコメントしている。

リズ・ランバートは、2000年代初頭に経営破綻寸前のモーテルを買い取り、ブティックホテルにリノベートして成功させた異色のホテル経営者として知られる人物。