COBODインターナショナルがラスベガスで開催中の展示会で建設3Dプリンターのデモンストレーションを実施

デンマークの建設3DプリンターメーカーのCOBODインターナショナルが、現在米ネバダ州ラスベガスで開催中の展示会「ワールド・オブ・コンクリート」で建設3Dプリンターのデモンストレーションを実施して話題になっている。ラスベガス・コンベンションセンター屋外に設置されたデモンストレーションサイトには展示会参加者が多数見物に訪れ、建設3Dプリンターが実際に稼働する様子をうかがっている。

COBODインターナショナルのアメリカ担当役員のフィリップ・ランド・ニールセン氏は、「ワールド・オブ・コンクリートでデモンストレーションを実施する目的は、アメリカという我々のメイン市場に我々のテクノロジーのメリットを実際にお見せすることです。アメリカの建設市場において、我々のテクノロジーが信頼に値し、すぐにでも活用できることをお見せしたいのです。建設3Dプリンターは単なる研究室内のアイデアではなく、従来の建設工法よりも優れていることをお伝えしたいと考えています」とコメントしている。

COBODインターナショナルは、昨年2021年11月にアメリカのPERIグループ、アルクイスト3D、プリンテッド・ファームズ・フロリダとそれぞれパートナーシップ契約を締結し、アメリカ市場へ本格的に参入している。

ワールド・オブ・コンクリートは、コンクリート・外装関連の世界最大規模の展示会。毎年ラスベガスのラスベガス・コンベンションセンターで開催されている。