ババック・ザレイヤン氏が、アメリカの建設3Dプリンターメーカーのブラック・バッファローの研究開発部長に就任した。ザレイヤン氏はブラック・バッファローの次世代建設3Dプリンター「NexCon1-1プリンター」の開発を担当する。
ザレイヤン氏は南カリフォルニア大学大学院修士課程出身。大学院時代から建設3Dプリンターの研究を行っている業界のスペシャリスト。南カリフォルニア大学は、2000年代初期からベロック・コシュネヴィス教授率いる研究チームが建設3Dプリンター「コンツアー・クラフティング」を開発してきたことで知られている。
ザレイヤン氏の入社について、ブラック・バッファローのCEO兼COOのマイケル・ウッズ氏は、「我々のゴールは、建設業界における建設3Dプリンティング技術の理解と認識を拡げることです。大型3Dプリンティング技術と素材に関するババックの知識と経験は、我々のチームにとって歓迎すべきプラス要因です。彼は業界のベテランであり、3Dプリンティング、ロボティックス、オートメーションなどの領域における第一人者です」と歓迎するコメントを発している。
ブラック・バッファローは、ニューヨークに拠点を置く建設3Dプリンターメーカー。造形サイズ最大1500平方フィート(約139.35平方メートル)の建設3Dプリンターを開発している。