アルクイスト3Dが本社をコロラド州グリーリーへ移転

アメリカの3Dプリント住宅メーカーのアルクイスト3Dが、本社をコロラド州グリーリーへ移転する。アルクイスト3Dは、コロラド州を移転先に選んだ理由として「(コロラド州による)住民へ手頃な価格の住宅を供給しようという姿勢と、雇用促進計画を評価した」と説明している。

コロラド州のポリス知事は、「コロラド州は住宅不足の問題に直面しており、ただちに行動が求められています。アルクイスト3Dはグリーリーを新たな本社所在地に選び、同市にて79人分の新たな雇用を創出します。アルクイスト3Dは、ハイクオリティな住宅をスピーディーに建設するというイノベーティブなソルーションを提供しています。コロラド州の住宅不足問題を解決し、建設コストとインフラストラクチャーのコストの削減を実現してくれると信じています」とコメントしている。

アルクイスト3Dは現在、アイオワ州アイオワシティに本社を置いている。グリーリーへの移転作業は今年2023年秋に完了するとしている。新本社では、建設3Dプリンターが設置された工場のほかに、ショールームも併設される予定。アルクイスト3Dはまた、地元のエイムズ・コミュニティカレッジと共同で、建設3Dプリンティングに関する共同教育プログラムを実施する。