ニューヨークに拠点を置く建設3Dプリンターメーカーのブラックバッファロー3Dが、アメリカの建設資材メーカーのがMAPEIと戦略パートナーシップ契約を締結した。発表によると、両者は共同でブラックバッファローの建設3Dプリンター「ネクスコン3D」用資材の研究開発と製造を行う。
ブラックバッファロー3Dのマイケル・ウッズCEOは、「MAPEIの製品は我々のチームが培ってきた技術蓄積を次のレベルへ押し上げてくれます。住宅、オフィスビルディング、インフラストラクチャーの、いずれも経済的に採算がとれて高品質の建設3Dプリンティングが可能になります」とコメントしている。
アメリカでは現在、人口が増加している主要都市の多くで住宅不足が社会問題になっている。住宅不足に対応するため、建設コストが安い建設3Dプリンターを活用する機運が全米で高まっている。現時点までに確認出来たところでは、カリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ネバダ州、ミネソタ州、フロリダ州などで建設3Dプリンターが導入されている。
ブラック・バッファローは、ニューヨークに拠点を置く建設3Dプリンターメーカー。造形サイズ最大1500平方フィート(約139.35平方メートル)の建設3Dプリンター「ネクスコン3D」を製造している。