プリントパルのユーザー数が10万人を突破

AIベースの3Dモデル生成アプリケーション、プリントパルのユーザー数が10万人を突破した。プリントパルは今年2025年4月にリリース・公開されたが、それからわずか8ヶ月未満で10万人のマイルストーンに到達した。

プリントパルはクラウドベースのアプリケーションで、従来型のCADソフトウェアなどを使用せずに3Dモデルを生成する。AIのプロンプトにテキストデータを入力したり、画像を読み込ませてAIに3Dモデルを生成してもらう。3Dモデル生成に加えて、メッシュ最適化やプリントの出力設定などもオールインワンで実行できる。

3Dモデルの作成は、これまではCADソフトウェアなどを使って人力で行うのが一般的だった。多くのCADソフトウェアは操作が難しく、トレーニングを受けるなどして操作に習熟する必要があった。プリントパルの登場により、3Dモデル作成を求める人がより多く参入し、アディティブ・マニュファクチャリングの世界をさらに盛り上げることになると期待されている。

プリントパルは2021年設立の、イリノイ州シカゴに拠点を置くソフトウェアメーカー。プリントパルの開発に加えて、ネットワークを通じた3Dプリンティングサービスなども提供している。