プーマがドイツのヘルツォーゲンアウラハにクリエイティブ・ハブを開設

ドイツのスポーツ用品メーカーのプーマ(Puma)が、ドイツのヘルツォーゲンアウラハにクリエイティブ・ハブを開設した。ドイツ現地メディアの報道によると、スタジオ48(Studio48)と名付けられた施設はプーマのヘッドクォーター敷地内に開設されたもので、広さ5300平方フィート(約492.3平方メートル)のコンプレックス・ビルディング。試作品製造用スペース、フォトスタジオ、テスティングエリアなどを併設し、デザイナーなどが自由に試作品などを作成できる環境が整えられている。製造用スペースには3Dプリンターも設置されている。

プーマのクリエイティブディレクション・イノベーション担当副社長のヘイコ・デセンズ氏は、「スタジオ48は、プーマのプロダクトデザインとブランドをさらに向上させる強力なツールとなることでしょう。我々の製品の多くはデジタルで開発されていますが、スタジオ48は様々なクリエイティビティのためのスペースとして機能します。社内の各部署からデザイナーがブレーンストーミングに参加し、プラクティスを交換し、新たな素材をトライアルし、彼らが作りたいものを実際に触れさせる空間を提供します」とコメントしている。

プーマは、1948年にアディダスの創業者アドルフ・ダスラーの兄ルドルフ・ダスラーが設立したスポーツ用品メーカー。サッカーなどのスポーツ競技においては高級ブランドとして認知され、世界トッププレーヤーが使用していることで知られている。