Ursa Majorとジョブズ・オハイオが共同でアディティブ・マニュファクチャリング研究開発センターを設立

コロラド州に拠点を置くロケットエンジン製造ベンチャー企業のUrsa Major(アーサ・メジャー)と、非営利の雇用創設促進団体のジョブズ・オハイオが、共同でアディティブ・マニュファクチャリング研究開発センターを設立する。

現地メディアの報道によると、開設されるアディティブ・マニュファクチャリング研究開発センターはオハイオ州ヤングスタウン郊外の街ボードマンに開設され、Ursa Majorの研究開発拠点として機能する他、同社のロケットエンジンの開発拠点として機能する予定。

センターの開設予算は1450万ドル(約22億4750万円)で、ジョブズ・オハイオが獲得した研究開発助成金400万ドル(約6億2000万円)も投じられる。

Ursa Majorのニック・ドウセットCOOは、「ボードマンには驚くほど才能豊かな工業ベースの人材が集積しています。素晴らしい大学もあり、歴史的に名を遺す偉大な人材を何人も排出してきました。我々がこのエリアでビジネスを立ち上げることで、そうした優秀な人材を引き寄せる磁石となり、エンジニアから現場の作業労働者まで幅広いスタッフを集めることができるようになるでしょう」とコメントしている。

Ursa Majorは2015年設立。これまでにアメリカ空軍に複数のロケットエンジンを供給してきたほか、民間企業にもロケットエンジンを提供している。