EOSがミシガン州にアディティブ・マインズ・アカデミーセンターを開設

ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOSが、米ミシガン州にアディティブ・マインズ・アカデミーセンターを開設した。ミシガン州ノヴィに開設されたセンターは1万4600平方フィート(約1375平方メートル)の大きさで、アディティブ・マニュファクチャリング経験者と初心者の双方に対面式トレーニングを提供する。

ハンズオンと座学での教育プログラムを提供することにより、EOSはカスタマーサポートとインダストリーディベロップメントの双方にコミットしたいとしている。

EOSノースアメリカ社長のグリン・フレッチャー氏は、「ユーザーがアディティブ・マニュファクチャリングテクノロジーを手段として取得した後のスコープに注目する必要があると考えてきました。業界を発展させるためには安定した、強力に訓練された人材が必要不可欠です。パウダーベッドアディティブ・マニュファクチャリングの教育を求める企業と我々のユーザーの双方に、そうした人材を提供してゆく予定です」とコメントしている。

EOSは1989年設立のドイツのメタル3Dプリンターメーカー。アメリカ市場には2001年から進出し、ミシガン州を拠点に製品の販売・サポートを行ってきていた。2016年にはテキサス州に製造拠点とテクニカルセンターを開設し、北米ユーザーに対して製品の販売とサポートを提供している。EOSの3Dプリンターは、特に航空宇宙、自動車、ヘルスケア、家電などの産業ユーザーに使われている。