ドイツのメタル3Dプリンターメーカーのジェファーテックが、米バージニア州ダンヴィルにマニュファクチャリング・センターを開設する。同社がアメリカで開設する最初のマニュファクチャリング・センターとなる。
センターへの投資総額は190万ドル(約2億円)で、地元のタバコ栽培地区再生委員会が支出する4万500ドル(約477万円)の助成金も含まれる。センターの開設により、地元に新たに8人分の新規雇用が生まれるとしている。
ジェファーテックはワイヤーアークベースの大型メタル3Dプリンターを製造し、主に航空機メーカーや鉄道車両メーカーなどに納入している。同社のメタル3Dプリンターは、これまでにエアバス、エアクラフト・フィリップ・グループ、ドイツ鉄道などに採用されている。
センターの開設について、ジェファーテックのトビアス・ローフリッチCEOは、「このセンターは、我々とダンヴィル、そしてダンヴィルの先端技術研究所との長期にわたる信頼関係の結果できたものです。我々のビジネスをアメリカで拡大することと、ダンヴィルで先端マニュファクチャリングセクターのビジネスを展開できることにエキサイトしています」とコメントしている。