レニショーがメキシコにアディティブ・マニュファクチャリング・センターを開設

イギリスの工学・科学技術メーカーのレニショーが、メキシコのヌエボ・レオンにアディティブ・マニュファクチャリング・センターを開設した。500万ドル(約5億5千万円)を投じて建設されたセンターは3200平方メートルの大きさで、各種のアディティブ・マニュファクチャリング関連機器が導入されるほか、ユーザーのテクニカルサポートセンターとして機能する。

レニショーのメキシコ拠点は2012年に設立されたが、設立当初は従業員5人を雇用する規模だった。現在、同事業は従業員40名規模に拡大している。

センターの開設について、レニショー・メキシコのファティマ・オイエヴィデス氏は、「事業の拡大に伴い、地元の産業により多くのサポートを提供することが可能になりました。センターは地元のパートナー企業をサポートするのみならず、テクニカルサポートやトレーニングも提供することになります。また、メキシコのスマートマニュファクチャリングを行く背うするための教育事業も展開してゆきます」とコメントしている。

レニショーは、これまでに世界36か国でアディティブ・マニュファクチャリング・センターを開設している。

レニショーは測定、ポジションエンコーダ、ラマン分光測定装置、歯科用CAD/CAM、 脳神経外科用装置の分野における世界的なリーダーで、日本を含む30ヶ国以上に研究開発、製造、販売、サービス拠点を設置している。