イギリスの国防・航空宇宙関連企業のBAEシステムズが、軍事用ドローンを完全成形する3Dプリンターの開発を開始した。
同社が開発中の3DプリンターはChemputerと呼ばれる「化学3Dプリンター」で、軍事用ドローンを数週間程度で「生育」することが出来るという。
斬新なコンセプトのChemputerは今年開催されたファーンボロ国際航空ショーで初めて発表された。Chemputerは分子レベルでモノ造形し、翼や電子機器などに3Dプリントするという。
現在のところ、Chemputerの完成にはまだ時間がかかるとされるが、開発に成功すれば航空機製造の世界に革命をもたらす事は間違いないものと見られる。