ウォーラーズ・アソシエイツが「ウォーラーズ・レポート2024」をリリース

アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業のウォーラーズ・アソシエイツが、「ウォーラーズ・レポート2024」をリリースした。年次ベースで発刊されている「ウォーラーズ・レポート」は、創刊から今年で29年目を迎えた。

「ウォーラーズ・レポート2024」では、全世界のアディティブ・マニュファクチャリング産業が史上初めて200億ドル(約3兆円)規模に到達したとしており、編集長のテリー・ウォーラーズによると、「全世界のアディティブ・マニュファクチャリング市場は、実際には200億ドルよりも大きい可能性が非常に高い」としている。特に、多くの公的機関や民間企業などによるアディティブ・マニュファクチャリングへの研究開発的投資の一部が統計に含まれていない可能性が指摘されている。

カテゴリー別では、特にメタル3Dプリンターの出荷が伸びており、2023年度におけるメタル3Dプリンターの伸び率は対前年比で24.4%のプラスになったとしている。

ウォーラーズ・アソシエイツは、世界で最も権威あるアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業として知られている。また、ウォーラーズ・アソシエイツは、2021年11月に世界最大の国際標準化・規格認定機関のASTMインターナショナルに買収され、現在は同団体傘下で活動している。