北米最大規模の3Dプリンティング関連展示会のアディティブ・マニュファクチャリング戦略会議2021が、オンラインで開催されることとなった。新型コロナウィルスの感染拡大の影響によるもので、同展示会開催開始以来初のオンラインによる展示会となる。展示会の開催期間は2021年2月9日から12までの4日間で、事前の参加申し込みが必要。10月21日までの参加申し込みには割引料金が適用される。開催日前日の2月8日にはプレカンファレンスも開催される。
出展者によるバーチャル展示会に加え、医療・歯科医療、アディティブ・マニュファクチャリング用素材、ソフトウェア・オートメーションなどをテーマに各種のトークセッションなどが行われる。展示会最終日の12日には、バイオ3Dプリンティングに関するトークセッションが行われる。
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、アディティブ・マニュファクチャリング関連展示会の開催中止や、オンラインでの開催を余儀なくされるケースが相次いでいる。毎年ドイツのフランクフルトで開催されている世界最大規模のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会のFormnextも、今年はオンラインでの開催を余儀なくされている。
業界関係者の多くは、展示会をオンラインで開催するトレンドは来年2021年になっても続く可能性があると予想している。