AMGTAが初の研究プロジェクトを開始

アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング業界団体のアディティブ・マニュファクチャラー・グリーン・トレード・アソシエーション(AMGTA)が、初の研究プロジェクトを開始した。プロジェクトは、メタル3Dプリンティングの環境的サステナビリティを包括的に検証する。

プロジェクトについてAMGTAのシェリー・ハンデル・エグゼクティブディレクターは、「このプロジェクトは我々の会員と一般の方々に、アディティブ・マニュファクチャリングのサステナブルなメリットについての情報を提供するものです。今まであまり知られていなかったアディティブ・マニュファクチャリングの全体像をお伝えすることになるでしょう」と説明している。

AMGTAは、2019年にフロリダに拠点を置くメタル3Dプリンティング・サービスビューローのシンタヴィア社が中心になって設立された非営利団体。アディティブ・マニュファクチャリングのサステナビリティなどをテーマに、各種の研究や啓蒙などを行うことを事業目的にしている。

ハンデル氏は、今年3月にAMGTA初のエグゼクティブディレクターに就任した。ハンデル氏は、スマートフォン用小型発電機の「ウォーキング・チャージャー」を開発したベンチャー企業のエナジー・ハーベスターの共同創業者兼CEOとして知られている。