ニュージーランドに世界最大の「3Dプリントスケートパーク」がオープン

ニュージーランドに世界最大の「3Dプリントスケートパーク」がオープンしたとして話題になっている。

ニュージーランドのタウランガにオープンした「3Dプリントスケートパーク」は、地元の建設企業のQOROXが建設したもので、スケーターが滑走する「ウェーブ」と呼ばれる部分が長さ12メートル X 高さ3メートルの大きさとなっている。QOROXは、スケートパークの建設に、オランダの建設3DプリンターメーカーのCyBe建設が開発したモバイル3Dコンクリートプリンターを活用した。プロジェクトリーダーのピーター・フレイザー氏によると、「3Dプリントスケートパーク」は、建設3Dプリンターで建設された世界初のスケートパークとなった。

QOROXによると、「3Dプリントスケートパーク」の建設には従来のスケートパークの建設で必用とされる型枠を必用としないため、建設コストを相当削減できたとしている。

タウランガ(Tauranga)は、ニュージーランド北島の北東部にある人口15万8300人の都市。人口規模はニュージーランド第五位で、マリンスポーツやフライ・フィッシングの拠点として有名。ニュージーランドで最も人口増加率の高い都市のひとつとされており、マオリ人が最初にニュージーランドにカヌーを接岸した場所とされる。タウランガは、日本の茨城県日立市と高知県須崎市の姉妹都市でもある。