ニューヨークの乳幼児デイケアセンターで3Dプリント銃が製造されていたとして話題になっている。現地メディアCBSニューヨークの報道によると、ニューヨーク市警察は今週火曜日、イーストハーレムの117番街にあるアレイズ・デイケアセンターを家宅捜索し、3Dプリント銃と3Dプリント銃製造用デスクトップ3Dプリンターなどを押収した。また、3Dプリント銃を製造していた疑いで、18歳の少年と二人の未成年者を逮捕した。
ニューヨーク市警察の知能犯罪・対テロリズム担当副捜査指令官のレベッカ・ワイナー氏は、「乳幼児デイケアセンターの施設内で、捜査官は3Dプリンター、3Dプリンター周辺部品、プラスチックフィラメント、2丁の完成された3Dプリント銃、1丁の3Dプリント小型ピストル、3Dプリンター用レシーバーを押収しました。容疑者に対しては、違法銃の所有、攻撃用火器の製造、公共に対する脅威の罪などの容疑で捜査を続けています」と状況を説明している。
デイケアセンターの利用者は、「デイケアセンターは安全な場所だと認識しているので毎朝自分の子供を預けて行けるのです。しかし、施設内で3Dプリント銃が製造されているという恐ろしい環境であったとは本当に驚きです」とコメントしている。