イギリスの三ツ星ミシュランスターシェフがリデファインミートの代替肉を採用

イギリスの三ツ星ミシュランスターシェフがリデファインミートの代替肉を採用し、現地で話題になっている。リデファインミートの代替肉をメニューに採用したのは、イギリス人初の三ツ星ミシュランスターシェフとなったマルコ・ピエール・ホワイト氏。イギリス国内で経営する22のステーキハウスでリデファインミートのステーキ用ラム代替肉と牛代替肉を使った「ニューミート」をメニューに組み入れた。

リデファインミートの代替肉について、ホワイト氏は「「リデファインミートの代替肉を初めて食べましたが、大きな衝撃を受けました。今、世界の人々は肉の消費を減らそうと務めていますが、現実では代替肉は我々シェフが求める品質と多様性を提供できていません。しかし、リデファインミートの製品は極めて本物の肉に近く、サステナビリティと植物由来製品のメリットの両方が得られます。もちろん、味が良いのは言うまでもありません」とコメントしている。

リデファインミートは2019年設立のイスラエルのスタートアップ企業。3Dプリンティング技術を活用し、牛肉、ラム肉、鶏肉などの代替肉を製造している。同社は最近、ヨーロッパ市場でステーキ用代替肉の販売を開始している。