https://www.simplify3d.com/
3Dプリンター用スライサーソフト開発のシンプリファイ3Dが、最新バージョンのシンプリファイ3D4.1をリリースした。
新バージョンでは、あらたに30種類以上の3Dプリンターに対応し、それぞれのカリブレーションが用意された。いずれもシンプリファイ3Dが社内でテストし、コンフィギュレーションを最適化したという。
また、プリント前のシミュレーション機能も強化され、実際のプリント前にアニメーション映像で予想プリントイメージを確認することが可能になった。
また、サポートストラクチャーも改善され、複雑な形状を造形する際のサポートの最適化が強化された。さらに、最大6つまでのエクストルーダーの操作が可能になった。
バージョン4.1のリリースについてシンプリファイ3Dのクレイトン・ウェブスターCEOは、「バージョン4.1は3Dプリンターのプロフェッショナルに必要なコントロール機能を提供し、これまでよりもより複雑なプロジェクトを遂行することを可能にさせます。また、3Dプリント前の事前プロセスをより効率化し、これまでよりもさらにハイクオリティな3Dプリンティングを実現させます」とコメントしている。
シンプリファイ3Dはスライサーソフトを中核とした3Dプリンター用管理ソフトで、使い勝手の良さとスライサーソフトの高性能が世界中の3Dプリンターユーザーに支持されている。シンプリファイ3Dによると、シンプリファイ3Dは現在120ヶ国の3Dプリンターユーザーに使われているという。