https://3dprint.com/217401/3d-printed-tiny-self-portrait/
フランスのアーチストが世界最小クラスの自画像をバイオ3Dプリンターで作成し、話題になっている。
作成したのはフランスのアーチストのミシェル・ペイサント氏。フランスのバイオ3Dプリンターメーカーのマイクロライト3Dが開発したバイオ3Dプリンターで作成した。マイクロライト3Dのバイオ3Dプリンターは、最小0.2ミクロンの造形サイズでプリントすることが可能。ペイサント氏は自らの顔を高性能ハイリゾルーション3Dスキャナーで3Dスキャンし、高さ80ミクロン(0.08ミリメートル)の大きさの像に出力したという。
マイクロライト3Dはグルノーブル・アルプス大学で15年間バイオ3Dプリンターを研究してきた研究チームが2017年に立ち上げたスタートアップ企業。同社のバイオ3Dプリンターは主にナノスケールの3Dプリンティングに使われ、医療をはじめコンピューターサイエンス、航空宇宙、自動車など、幅広い領域で活用が期待されている。
なお、ペイサント氏の自画像は今年7月27日から11月3日まで、FRAC Artotheque du Limousin美術館にて展示される。展示に際しては、観賞用の顕微鏡が準備されるという。