https://www.defensenews.com/smr/federal-budget/2018/02/12/navy-wants-to-add-sailors-jets-and-an-extra-ship-in-2019/
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、アメリカ海軍の艦船用交換部品をメタル3Dプリンターで製造するプロジェクトへ参加する見通しとなった。
スリーディーシステムズの発表によると、同社はアメリカ最大の軍艦造船企業ハンティントン・インゴルズ・インダストリーズと提携し、空母や潜水艦などの製造にメタル3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング技術を提供するという。
具体的には、スリーディーシステムズのProXDMP320メタル3Dプリンターを使い、艦船の交換部品などの製造を行うとしている。
スリーディーシステムズのメタル・ヘルスケア担当副社長兼ジェネラルマネージャーのケビン・マクアレア氏は、「スリーディーシステムズは海軍との長期に渡る堅固な関係を誇りに思っています。今回のコラボレーションにより、我々のメタル3Dプリンティング技術が海軍のサプライチェーンを再構築し、効率性とオペレーションコストの削減を同時に実現するでしょう」とコメントしている。
アメリカ海軍は昨今、3Dプリンティング技術の導入を進めている。先日もGEのアディティブ・マニュファクチャリング技術を活用した艦船の交換部品製造プロジェクトに投資し、話題を集めていた。