タングステンカーバイド製ノズルのキックスターターキャンペーンが好調 https://www.kickstarter.com/projects/2052721114/tungsten-carbide-nozzle-for-ultimaker-prusa-lulzbo

カナダの3Dプリンティング企業ダイズ・デザインが開発中のタングステンカーバイド製ノズルのキックスターターキャンペーンが好調だ。

キャンペーン終了まで70時間を残した現時点で、321人のバッカーから31,717カナダドル(約261万円)を集めている。なお、調達目標金額は15,000カナダドル(約124万円)となっている。

ノズルは0.4mm、0.6mm、0.9mm、1.2mmの四つのサイズから選択可能。キックスターターでの販売価格は、アーリーバードスペシャル価格で56カナダドル(約4,612円)となっている。

一般的なFDM3Dプリンターで使われるノズルは鉄製が多いが、カーボンファイバー混合ポリマーなどを使う際に摩耗するケースが少なくない。ダイズ・デザインのタングステンカーバイド製ノズルは、最高25MKPaのプレッシャーに耐える事が出来るとしている。

ダイズ・デザインでは、同社のタングステンカーバイド製ノズルは、ウルチメーカーの各シリーズ、Raise3D、プルーサ、メーカーボットの各シリーズ、ロボ、フラッシュフォージなどの3Dプリンターでの動作を確認している。

なお、キックスターターキャンペーンでは、最大50個までの複数入りパッケージも提供されている。

ダイズ・デザインでは、タングステンカーバイド製ノズルの出荷を今年9月から開始するとしている。