https://localmotors.com/posts/2016/06/local-motors-debuts-olli-first-self-driving-vehicle-tap-power-ibm-watson/
アメリカの独立系カーメーカーのローカルモーターズが、世界初の3Dプリント無人ミニバスを開発した。
Olliと名付けられた無人ミニバスはローカルモーターズがドイツ鉄道と共同で開発したもので、テネシー州ノックスビルにあるローカルモーターズのマイクロファクトリーで製造された。
Olliはドイツ鉄道の利用者向けに運用される予定で、間もなくベルリンでトライアル運転が行われるという。
Olliの主要コンポーネントの製造にはシンシナティ・インクが開発したBAAM3Dプリンターが使われた。3Dプリンターを使う事で製造コストと時間を削減出来るのみならず、より柔軟なデザインやカスタマイズが可能になったとしている。
ロサンゼルス・タイムズの報道によると、Olliにはディズニーも関心を示していて、フロリダのディズニーワールドでのOlliの利用を検討しているという。
ローカルモーターズは、自動車の製造を3Dプリンターなどを使って自己完結的に行うマイクロファクトリーと呼ぶコンセプトを提唱している。大都市などの各消費地にマイクロファクトリーを置き、自動車の製造やメンテナンスを行う事で、従来型の自動車生産方式よりもよりエコフレンドリーな自動車生産が可能になるとしている。