https://www.youtube.com/watch?v=2AbjxOzEwQ0
ポラロイドが3Dプリンティングペンの販売を開始した。
ポラロイド・プレイと名付けられた3Dプリンティングペンはヨーロッパ市場で先行販売される。価格は39.99ユーロ(約4800円)。名前が示す通りプロフェッショナルユース用ではなく、玩具としてリリースされる。
素材は1.75mm径のPLAフィラメントが使われる。現時点では黒とブルーのみ利用可能。
3Dプリンティングペンとともにポラロイド・プレイ・トレースアプリも提供される。トレースアプリは3Dプリンティングペン用の各種のデザインテンプレートや、写真をステンシル模様に変換出来る機能などを搭載している。
また、自動シャットダウン機能や、10分間動作しないとフィラメントが自動的に引き戻される自動リトラクション機能も搭載されている。
ポラロイドは1937年設立。往時はインスタントカメラで世界市場を圧したが、カメラ・イメージングのデジタル化の波に乗り遅れ、2001年10月に連邦破産法を申請、事実上経営破綻した。その後フィルム事業、モバイルプリンター事業などに分割され、新生ポラロイドとして再スタートしている。