アメリカのベンチャー企業がドバイに3Dプリント住宅を建設へ http://www.visitdubai.com/en/itineraries/24-hours-in-dubai

アメリカのベンチャー企業がドバイに3Dプリント住宅を建設することになり、話題になっている。

サンフランシスコに拠点を置くCazza建設はドバイ市内にコンクリート3Dプリンターで住宅を建設するプロジェクトを開始する。UAE政府は2030年までに国内で建設される住宅の四分の一を3Dプリンターで建設する事を国家事業としているが、今回のプログラムはそれに沿ったもの。

Cazza建設のコンクリート3Dプリンターは、一般的な住宅を24時間以内に建設することが可能という。また、建設にかかる人件費を最大で90%削減出来るという。

Cazza建設によると、UAE政府はプロジェクトの遂行にあたり、アメリカ、オランダ、中国、ロシアの各国の建設会社をリサーチし、結果的にCazza建設が選ばれた。

建設の領域で3Dプリンターを使う機運は世界的に高まっているが、本格的な住宅建設に3Dプリンターが使われるのは珍しい。建設用3Dプリンターの今後の展開を世界中の業界関係者が注目している。