世界初の3Dプリントオフィスビルディングがドバイにオープン

世界初の3Dプリントオフィスビルディングがドバイにオープンし、話題を集めている。

「未来のオフィス」と名付けられたオフィスビルディングは高さ6メートル、幅36メートルの巨大3Dプリンターで建設され、17日で完成したという。

開設記念式典にはUAEのモハメッド首相も出席し、3Dプリンターの活用により建設コストは削減され、建設期間も短縮されると強調した。モハメッド首相は、2030年までにドバイで建設される建物の25%は3Dプリンターによって建設されるだろうと述べた。

建物の素材は専用に調合されたセメント材が使われている。また、従来の手法に比べ、建設コストは半分に削減されたという。

3Dプリンターを使った建設は昨年中国でも始まっており、今後世界的に気運が高まると関係者は注目している。