米ワシントンDCに拠点を置く3Dプリントメディカルスタートアップ企業のナノチョン(Nanochon)が、410万ドル(約6億3550万円)の資金調達に成功した。これにより、ナノチョンが調達した資金の総額は1130万ドル(約17億5150万円)となった。投資したのはベンチャーキャピタルのカルティベイト・キャピタルファンドを筆頭とする投資シンジケート。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。
ナノチョンは3Dプリンターを活用してナイロン製の人体埋め込み用人工関節などを製造している。ナノチョンの人工関節は、主にスポーツ選手の関節修復手術などに使われている。
ナノチョンの共同創業者でCEOのベン・ホームズ氏は、「期待額を上回る資金調達が出来たことに誇りを感じています。投資家からのサポートは、関節修復における我々の製品の革新性を証明するものです。我々は強力な経済的バックアップを手に入れただけでなく、事業を成長軌道にのせるための戦略も手に入れました」とコメントしている。
ナノチョンの人工関節は、カナダで初の臨床試験に使われるほか、FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認申請を行っている。FDAの承認取得後、ナノチョンは事業を拡大モードに転じるものと予想されている。

