リコーUSAがリコー3Dフォー・ヘルスケアを設立

リコーのアメリカ法人のリコーUSAが、リコー3Dフォー・ヘルスケア(Ricoh 3D for Healthcare, LLC)を設立した。リコー3Dフォー・ヘルスケアは、FDA(米食品医薬品局)による安全性認証を受けた、患者ごとにカスタマイズ製造されるテーラーメイド医療機器の製造と販売を行う。また、患者に特化した整形外科治療のインサイト・サージェリーなどで使われるデバイスの製造なども行ってゆく。

リコー3Dフォー・ヘルスケアの副社長兼ジェネラルマネージャーのゲアリー・ターナー氏は、「リコー3Dフォー・ヘルスケアの設立は、五年間に渡って醸成されてきたリコーのビジネスの進化におけるナチュラルな次のステップです。我々のビジネスは急速にスケールし続けており、ビジネスは成長フェーズに突入しています。今こそリコーが蓄積してきた事業の可能性を最大限に花開かせる時であると確信しています」とコメントしている。

リコーUSAは、昨年2024年6月にノースカロライナ州ウィンストン・セーラムに医療用3Dプリンティング施設「ザ・リコー3D・フォー・ヘルスケア・イノベーションスタジオ」(The RICOH 3D for Healthcare Innovation Studio)を開設するなど、アメリカの医療3Dプリンティングの領域においてプレゼンスを拡大し続けている。