マサチューセッツ州に拠点を置くアメリカの3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、歯科用3Dプリンター「フォームラブズ・デンタル・シリーズ」をリリースする。
フォーム3bと名付けられた3Dプリンターは、同社の最新シリーズのフォーム3をベースに専用のソフトウェアとサービスプランが付随させたもの。サービスプランにはトレーニング、カスタマーサポート、ハードウェアのリペア・メンテナンスなどが含まれている。
また、歯科用専用素材として、同社が開発した生体適合性素材「サージカル・ガイド・レジン」を含む七種類の素材も提供される。
フォームラブズはフォーム3bの使用用途として、クラウン・ブリッジモデルの作成、アライナー及びリテイナーモデルの製造、診断モデルの製造、サージカルガイドの製造、キャスティング用パターンの作成、入歯モデルの作成などを想定している。
フォームラブズは、2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたスタートアップ企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「フォーム1」「フォーム2」「フォーム3」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。