https://3dprint.com/208316/renishaw-3d-printing-education/
イギリスの工学・科学技術メーカーのレニショーが、南ウェールズのレニショー・ミスキン工場施設内にファブリケーション・デベロップメント・センターを開設した。地元の小中学生を対象に、STEM教育の啓蒙を行うのが目的としている。
ファブリケーション・デベロップメント・センターでは、最新のアディティブ・マニュファクチャリング技術などのハンズオントレーニングが行われ、受講を希望する小中学生などは無料で利用できる。また、専門のスタッフが常駐したクラスルームも開放され、3Dプリンターの使い方などが学べるという。
また、STEM領域でのキャリアを希望する生徒には専門のアドバイザーからアドバイスを受けられるという。
南ウェールズ、ブリストル、グロスターシャーの小中学校からはオンラインで施設の予約ができる。
レニショーは測定、ポジションエンコーダ、ラマン分光測定装置、歯科用CAD/CAM、 脳神経外科用装置の分野における世界的なリーダーで、日本を含む30ヶ国以上に研究開発、製造、販売、サービス拠点を設置している。レニショーは、現時点でイギリス最大のアディティブ・マニュファクチャリングシステムのプロバイダーとなっている。