ストラタシスがセントルイスの子供病院と共同で「センター・オブ・エクセレンス」を開設 https://www.archcityreligion.org/john-cardinal-glennon/

アメリカの3Dプリンター製造大手のストラタシスが、ミズーリ州セントルイスにあるSSMヘルス・カーディナル・グレノン子供病院と共同で「センター・オブ・エクセレンス」を開設する。

センターではストラタシスの3Dプリンターが導入され、術前シミュレーション用モデルの造形などを含む各種の処置が行われるという。特に神経外科、整形外科、循環器内科、手や顎などの再建などの分野での研究も行われるとしている。

SSMヘルス・カーディナル・グレノン子供病院は1956年設立。USニュース・アンド・ワールドレポート誌が「ベスト子供病院」に選んだ名門病院であり、各種の難病に苦しむ子供達の治療を行っている。

「センター・オブ・エクセレンス」の開設について、同病院のスティーブン・バーガート院長は、「小児科医療をリードする専門病院として、また研究施設として、私達は最新の3Dプリンティング技術を使い、継続的な努力を続けてゆきます。ストラタシスのJ7503Dプリンターの導入により、治療計画に未知のブレークスルーを誕生させることが期待できます」とコメントしている。

ストラタシスは最近航空宇宙の分野とともに、医療分野への進出を強化している。今回の「センター・オブ・エクセレンス」開設は、同社の医療分野における最新のムーブメントとなる。