https://formlabs.com/blog/end-to-end-digital-dentistry-new-dental-materials-applications-and-integrations/
米マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、新型歯科医療用樹脂「デンタルLTクリア樹脂」をリリースした。デンタルLTクリア樹脂は長期生体適合性樹脂で、スプリントや矯正用マウスピースなどの製造に使われる。
デンタルLTクリア樹脂は、高速で造形出来る特徴があり、スプリントの場合、一回の造形で7つのスプリントを50分で造形出来るという。
フォームラブズは歯科医療の領域への進出を拡大しており、昨年に同社初となる歯科医療用樹脂「デンタルSG樹脂」をリリースしている。
フォームラブズのチーフ・プロダクト・オフィサーのデビッド・ラカトク氏は、「昨年歯科医療の領域に進出して以来、フォームラブズはデンタル3Dプリンティングにおける有力プレーヤーとしての地位を確立してきました。我々は最大規模のユーザーを抱え、年間600%を超える成長率で成長しています。3Dプリンターと歯科医療の世界全体が、業界規模で転換しています」とコメントしている。
フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースしている。