https://3dprintingindustry.com/news/eos-m-290-3d-printer-new-consultings-black-nylon-material-37135/
ドイツのSLS3DプリンターメーカーのEOSが、大学・研究機関向けアディティブ・マニュファクチャリング教育プログラムを拡大する。
EOSの3Dプリンターを「充実した環境で活用出来るようにする」事が目的で、ミュンヘン技術大学やウォールバンハートン大学などへの3Dプリンターの設置が決まっているという。
EOSは今年初めに、自社の3Dプリンターユーザー向けにメタルアディティブ・マニュファクチャリング教育プログラムと安全教育プログラムの提供を開始している。今回の教育プログラム拡大は、EOSでは大学や研究機関にパウダーベースのメタル3Dプリンティングを普及させる事を目指している。
教育プログラムは入門者用、大学院レベル用、サイエンティストレベル用の三段階で提供される。大学院レベル用ではEOSのシントラテックS1シリーズを使い、3Dプリンティング技術の実務的基礎が学べる。
3Dプリンターメーカーによる3Dプリンティング教育プログラムは、EOS以外ではデスクトップFDM3Dプリンターメーカーのメーカーボットインダストリーズなども提供している。ハイエンドメタル3Dプリンターを使った教育プログラムの提供は珍しく、業界関係者は今後の展開を注目している。