https://formlabs.com/blog/end-to-end-digital-dentistry-new-dental-materials-applications-and-integrations/
アメリカのSLA3Dプリンター製造ベンチャー企業のフォームラブズが、二種類の歯科医療用樹脂「デンタルモデル」「デンタルLTクリア」をリリースした。
「デンタルモデル」はクラウン、ブリッジモデル作成用樹脂。「デンタルLTクリア」はスプリント、リテイナーなどの矯正歯科用アプリケーション作成用の生体適合性樹脂。いずれもフォームラブズの3Dプリンター「フォーム2」で利用出来る。
フォームラブズは歯科医療の領域への進出を進め、これまでにユーザー全体で歯科医療用に15万プリント出力してきている。また、同社の「フォーム2」は1万件のインプラント手術で活用されているという。
歯科医療の領域では比較的早い段階からSLA3Dプリンターが使われている。矯正歯科用マウスピース政策のアライン・テクノロジーは、スリーディーシステムズのSLA3Dプリンターの大口ユーザーとして知られている。
SLA3Dプリンターの高性能化と価格低下、そして歯科医療用樹脂の選択の幅が広がる今後、歯科医療の領域で3Dプリンターの普及がさらに進むと業界関係者は予想している。