http://news.thomasnet.com/imt/2012/12/12/sandvik-helps-workshops-for-warriors-get-vets-to-work
アメリカの退役軍人向け職業教育プログラムを提供している非営利団体のワークショップ・フォー・ウォリアーズが、10万ドル(約1,150万円)の寄付金を民間企業から獲得し、話題になっている。
寄付金を提供するのはミズーリ州に拠点を置く製造機器販売会社のジョンストン・カンパニー。今後四年間に3Dプリンティング技術を含む教育事業に10万ドルを提供する。
ワークショップ・フォー・ウォリアーズへは現在500名もの退役軍人がプログラムのウェイティングリストに登録されており、寄付金はこれから新たにプログラムに参加する人に使われるという。
ジョンストン・カンパニーは1968年設立。航空宇宙を含む製造現場に多くの顧客を抱え、切削加工機などの各種の製造機器を販売している。
ワークショップ・フォー・ウォリアーズではCADソフトソリッドワークスを使ったデジタルマニュファクチャリング技術を教えており、プログラムを履行・修了することでCSWP、CSWAなどのソリッドワークスの認定資格を取得する事が出来る。
プログラムには2015年末時点で250人が参加しており、就職率は100%に達しているという。
アメリカでは退役軍人の再就職・社会復帰が大きな社会問題になっているが、ワークショップ・フォー・ウォリアーズ の活躍は新たな取り組みとして関係者の注目を集めている。