アメリカのバイオ3Dプリンター製造・生細胞組織バイオプリンティングベンチャー企業のオーガノボが、腎臓の生細胞組織の3Dバイオプリンティングサービスを開始する。
同サービスは主に製薬会社などの法人ユーザーが対象で、臨床試験などの製薬工程で使われるという。
オーガノボは既に肝臓の生細胞組織の3Dバイオプリンティングサービスを提供している。
ExVive Human Kidneyと名付けられた新サービスは、今週スペインのセビリアで開催される EUROTOX 2016で一般に公開される。
新サービスの開始により、オーガノボでは同社の2017年度の売上に新たに400万ドルから600万ドルが上積みされるとしている。
新サービス開始の発表を受け、ニューヨーク証券取引所での同社株式は5.33%上昇し、4ドル15セントで取引を終えた。