米テキサス州ヒューストンに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング用メタルパウダーメーカーのコンティニュアム・パウダーズが、新型銅・ニッケルパウダーをリリースした。C715シリーズと名付けられた銅・ニッケルパウダーはリサイクル原料を元に作られた「航空宇宙レベルの精密素材」。近年特に高まってきている銅・ニッケル合金パウダーのニーズへ対応したものとしている。
コンティニュアム・パウダーズのロブ・ヒグビーCEOは、「コンティニュアム・パウダーズの主たる事業目的は、顧客に高い信頼性を持つハイパフォーマンスパウダーを提供することです。新しいシリーズの追加により、特に海洋エンジニアリング、エネルギー、インダストリアルセクターのユーザーのニーズを満たすことが可能になりました」とコメントしている。
コンティニュアム・パウダーズは、オレゴン州立大学の産業素材のライフサイクルを評価するLCAプログラムの対象に選ばれており、新シリーズのライフサイクルも評価対象になる予定。
コンティニュアム・パウダーズは、シンガポールにアジア太平洋地域プロダクション・セールスセンター拠点を、カリフォルニア州クローバーデールにUSテクノロジーセンターをそれぞれ置き、主に産業セクターのユーザーに各種のメタルパウダーを供給している。

